保険診療について

外科治療とは

アザの皮膚を紡錘形に切除して縫い合わせる方法が一般的です。
アザの大きさによっては、2~3回に分けて少しずつ切除し縫い寄せる方法をします。
年齢やあざの部位によって、局所麻酔もしくは全身麻酔にての治療になります。
どちらも、日帰り手術で入院の必要はありません。
数回に分けて切除する場合は、次回は傷の状態が安定する6ヶ月以降の切除となります。
切除した皮膚は細胞検査に提出し検査します。

治療までの流れ

1.アザの状態を医師が診察し、切除回数や局所麻酔もしくは全身麻酔にての治療になるか判断します。

2.問診と麻酔・手術前の説明をします。

《局所麻酔の場合》
  • 治療日の日程を決定し既往歴やアレルギーの有無をお聞きします。

《全身麻酔の場合》
  • 治療日の日程を決定し既往歴やアレルギーの有無をお聞きし、治療前日からの飲食について説明をします。
  • 治療の3日前までに術前検査を受けて頂くため、ハルスクリニック提携の小児科へ紹介状を持参し受診していただきます。
    ※かかりつけの病院での術前検査をご希望の際も紹介状を発行致しますのでお申し付け下さい。
  • 治療前日日にクリニックから体調や注意事項の確認のご連絡をさせていただきます。

3.治療当日

《局所麻酔の場合》
  • 診察
  • アザの部位に局所麻酔注射を行い手術します。
術中はDVD鑑賞しリラックスして過ごせます
手術中の様子
  • 付き添いが必要な場合はご家族の方も処置室に入室していただきますが、原則、手術中は待合室で待機していただきます。
  • 治療後、注意事項や今後の治療予定のご説明をします。
  • ご帰宅後も24時間対応できる体制を整えております。
《全身麻酔の場合》
  • 診察
  • 麻酔導入後、点滴を行い手術します。
    麻酔導入時に付き添いが必要な場合はご家族の方も処置室に入室していただきますが、原則、手術中は待合室で待機していただきます。
  • 術後、十分に麻酔から覚醒するため1~2時間程の安静後のご帰宅となります。
    ※日帰り手術であり入院は必要ありません。
  • ご帰宅後も24時間対応できる体制を整えており、当日の夕方にクリニックから状態確認のご連絡をさせていただきます。

4.術後およそ7日目に診察し抜糸を行います。傷痕修復を促進させるジェルを処方します。

切除後のホームケアについて

  • 創部はガーゼまたはテープ保護をしています、次回再診時までそのままでお過ごし下さい。
  • 稀にガーゼに血液が滲むことがありますが、少量であればご心配ありません。
    出血の度合いに不安がおありの際はクリニックへご連絡ください。
  • 術後は創部が濡れないように保護しシャワー浴は可能です。
    入浴は抜糸翌日から可能です。
  • シャワー浴もしくは入浴後に傷痕修復を促進させるデリケートジェルを塗布して下さい。
  • 傷痕の広がりや盛り上がり予防のためにテープ療法を3~6ヶ月間行います。
  • 術後およそ5~6ヶ月程で傷痕の赤みは目立たなくなります。

再診について

  • 術後およそ7日目に診察と抜糸を行います。
  • 抜糸後、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月に診察を行います。
  • 数回に分けて切除が必要な場合は、傷が落ち着く6ヶ月以降からの手術となります。
    6ヶ月後の診察時に次回の手術予定を決定し、治療の同意書をお渡しします。
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